2025/12/04 16:02

住まいは、ただ「住む場所」ではなく、毎日の暮らしの心を映す器。
その中で“色”は、空間の雰囲気や居心地を形づくる大切な要素です。
近年、インテリアで注目されている「ニュアンスカラー」は、
強く主張しないのに、空間全体にやわらかな統一感をもたらしてくれる色合いのこと。
淡いトーンやくすみ感のある色が多く、どんな素材とも馴染みやすいのが魅力です。
「ニュアンスカラー」とは、グレージュやスモーキーピンク、くすみブルー、セージグリーンなど、はっきりとした色名で言い切れない“曖昧さ”や“柔らかさ”を含んだ中間色のことを指します。彩度やコントラストを抑えた落ち着いたトーンが特徴で、色の輪郭が強く出ないため、木の質感やファブリックの織り、金属やタイルの質感など、さまざまな素材と自然に溶け合います。
そのためインテリア小物とのバランスがとりやすく、全体に穏やかなまとまりや上質な雰囲気をもたらしてくれる色でもあります。ニュアンスカラーは、“暮らしに馴染む心地よさ”を持った色といえます。
窓周りのニュアンスカラーアイテムを紹介します。
TOSOの新商品「TM-4302(ミルキーグレー)」は、窓まわりでニュアンスカラーを取り入れたい方におすすめな木製ブラインドです。

淡いグレージュにミルキーな柔らかさが重なった優しい色味で、白い壁や明るい床材、ベージュ・グレージュ系の家具とも調和し、空間全体をつないでくれます。光がふんわり広がるような柔らかい見え方をするので、窓そのものが主張しすぎることなく、部屋のトーンを穏やかに整えてくれるのが魅力です。

また、このブラインドは複数の木材を丁寧につなぎ合わせて作られたサステナブルな仕様で、木の表情を活かしながら資源を無駄にしない、TOSOならではの環境に配慮した新しい取り組みでもあります。店内にはこのミルキーグレーTM-4302の実物サンプルをご用意していますので、写真では伝わりにくい質感や光の透け方を、ぜひ実際に手に取ってご確認ください。
また、TOSOからはニュアンスカラーを取り入れた新作レール「モノブレンド16」も発売されています。このカーテンレールは、ポール直径16 mmのシンプルなラインの装飾レールで、窓まわりをやわらかに整えてくれます。

意外と見落とされがちな“カーテンレールの色”ですが、ここにニュアンスカラーを選ぶだけで空間のまとまりは大きく変わります。
淡いグレージュは、白やベージュ、木の色、ファブリックとも自然に調和し、カーテンを掛けたときにも”レールだけ浮かない”落ち着いた印象に。白や黒のレールではどうしても出てしまいがちな“線の強さ”を、モノブレンド16ならやさしく抑えることができ、カーテンの風合いや色味と溶け合い、部屋全体をやさしい印象へと整えてくれます。カーテンやブラインドだけでなく、レール選びまで含めて窓まわり全体をデザインすることで、部屋全体に統一感と気持ちの良いまとまりが生まれ、ニュアンスカラーの空間づくりがぐっと完成度高く仕上がります。

ニュアンスカラーの魅力は、色が主張しすぎず、空間にやわらかな落ち着きをもたらしてくれるところにあります。TOSOのTM-4302やモノブレンド16のような窓まわりのニュアンスカラーアイテムは、控えめな存在ながら部屋全体の雰囲気を穏やかに整え、毎日の暮らしを心地よい空気へと導いてくれます。派手さではなく、淡い色の重なりがつくるまとまり、そんなやわらかな空間づくりに力を発揮してくれる色です。
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